ギャルバン!!! ウチら最強JKバンド!!!
まゆ毛だけは書きたい。





とまゆ毛を隠しながら帰っていく睦美と教室で別れた。





「ホントにあんな軽音部に入るの? 素人目から見てもあれはないわ」





アタシ達が住むこの街を代表するインディーズバンド『アンコンシャス・ブレイキング』のファンだったアタシ達はそれなりに音楽が理解できているつもりだった。





「バンド、やらなきゃいけないから」





「ふーん」





アタシがそう言うと、興味なさそうに彼女は帰っていった。





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