ギャルバン!!! ウチら最強ＪＫバンド!!!

「ミクが、妊娠してたってこと………？」





ウチは驚いているリンナにうなずいた。





「許さない………！ タケルのヤツ！」





「エル！ 今はあんなヤツどうでもいいんだよ。今はミクのことだけ考えてあげなよ」





「わかってるよ！ ただ！ 妊娠してたことにも気づいてあげられなかったのが自分で許せない………」





爪が食い込みそうなほど手を強く握っているエル。





「それはウチらだってそう思ってるよ。ミクはずっと誰にも言えずに苦しんでるんだ」





「せめてアタシ達には言ってくれても―――」