ギャルバン!!! ウチら最強JKバンド!!!
その個室でウチらはベッドのミクを囲むように並んだ。





「ミク、大丈夫?」





不自然に作った笑顔で、





「はい。大丈夫です」





と答えた。





だけど左の頬が赤く腫れている。





「ミクちゃん、お父さんに叩かれた?」





リンナがベッドに腰かけてその頬に触れる。





「はい。久しぶりに思いっきり怒られました。何で言わなかったんだって」





元気のない笑顔が痛々しい。





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