ギャルバン!!! ウチら最強JKバンド!!!
そしてアタシは思い防音の扉を開ける。





「ちゃんと閉めないとダメだろ? 音、外まで聞こえてたぞ」





三人の視線がアタシに突き刺さる。





「エル、遅いよ。ギターパートはワタシが完璧にマスターしたから、エルの出番はないよ」





「よく言うよ。さっきまで指が痛いって泣き言ばっか言ってたのはリンナじゃん」





得意気なリンナにツッコミを入れるカエデはまだギプスをしていた。





「エルさん、おかえりなさい」





ミクは両手にスティックを握ったまま潤んだ目を拭っていた。





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