ギャルバン!!! ウチら最強JKバンド!!!
ウチは、何か変わったんだろうか。





ベースを弾くたび、みんなと音を合わせるたびに、兄貴を思っている。





「カエデ! どっち!?」





コドモみたいにはしゃぐエル。





「そこを右に曲がった白い家だよ」





「カエデちゃんまだ歩くの? ワタシ溶けそう」





思った以上に体力のないリンナ。





「がんばれよ。ミクは大丈夫?」




「………はい。大丈夫です………」





もっと体力がないふらふらのミク。





「もうちょっとだから」





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