ギャルバン!!! ウチら最強JKバンド!!!
「アタシがなれるとは思ってないよ。話を聞いて面白そうとは思うけどね」





視線の先では昼間は海水浴客でにぎわっていた駅前が、夜空の下で違う空気を放っている。





「さァ、何から食べようか?」





甘い香りや美味しそうな匂いに包まれながらエルが目を輝かせていた。





「エルちゃんは色気より食い気だね。アタシはそこで席を取っておくからみんな行ってきていいよ」





「了解です! ほらみんな行くぞォ!」





一人ではりきって走り出すエルにワタシ達はあきれながらついていった。





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