ギャルバン!!! ウチら最強JKバンド!!!
つかまれた腕ごと先輩Bに押されたカエデがよろけてアタシへよりかかる。





「ごめん、エル」





「気にしてねェよ」





「先輩、ウチら学祭のライブ近いんでこれぐらいにしてもらえません?」





「そんなもん、出れなくしてやるよ!」





先輩Aがアタシの前に立っていたカエデにつかみかかる。





反撃する気のないカエデがアタシを巻き込んで押し倒される。





線路脇のフェンスに倒れたと理解できた時、今までに聞いたことのない音がアタシの背中で聞こえた。





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