ギャルバン!!! ウチら最強JKバンド!!!
「え? 嘘だろ?」





「エル? 大丈夫か?」





左手首を押さえながらカエデが背負っていたケースを焦って開けるアタシを見ていた。





「―――マジかよ」





ケースの中で、シュウジからもらった大切なギターのネックが折れていた。





アタシの命よりも大事なギターが、死んだ。





「………んだよ」





「エル?」





「何すんだよ!」





< 246 / 300 >

この作品をシェア

pagetop