ギャルバン!!! ウチら最強JKバンド!!!
書き終えたメモを向かい合ったアタシの前に差し出す。
「入院していた時のあの子はほんとうに脱け殻だったわ。だからアナタに連絡を避けてたのね。アナタとはギターで繋がっていたから」
シュウジによく似た眼差しがアタシをじっと見ている。
「アナタに会うとシュウジが苦しむ気がするの。もうギターを弾けない事実を目の当たりにしてしまうから。それでも、アナタは行くの?」
アタシはシュウジを苦しめるだけなんだろうか?
アタシのエゴはずっとシュウジを苦しめ続けていたんだろうか?
「アタシは………シュウジに会って言いたいことがあるんです」
文句を言ってやりたかった。
アタシの中の気持ちを全部吐き出したかった。
「入院していた時のあの子はほんとうに脱け殻だったわ。だからアナタに連絡を避けてたのね。アナタとはギターで繋がっていたから」
シュウジによく似た眼差しがアタシをじっと見ている。
「アナタに会うとシュウジが苦しむ気がするの。もうギターを弾けない事実を目の当たりにしてしまうから。それでも、アナタは行くの?」
アタシはシュウジを苦しめるだけなんだろうか?
アタシのエゴはずっとシュウジを苦しめ続けていたんだろうか?
「アタシは………シュウジに会って言いたいことがあるんです」
文句を言ってやりたかった。
アタシの中の気持ちを全部吐き出したかった。