ギャルバン!!! ウチら最強JKバンド!!!
借りてきたテレキャスはアタシの思うような音を出してはくれなかった。





どこか弱々しくて、アタシの胸を締め付ける。





「エルさん。大丈夫ですか? 何か元気ないですよ」





それを察したようにミクがドラムの向こうから話しかける。





アタシには居心地の悪い軽音部の部室でリンナとカエデはくつろいでいた。





「うん、ちょっとね。ミクは? いつもと違うドラムでやりにくくない?」





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