ギャルバン!!! ウチら最強JKバンド!!!
「シュウジ………」





かじかむ手をシュウジの手が優しく包み込む。





「もっともっと上手くなりたいから」





「インディーズのレーベルから連絡あったんだろ?」





「ネット見ましたってメールあったよ。でも断った」





「いいチャンスなのに」





「そうかもね。でも今は、そのつもりないから」





「そっか」





「リンナにも、カエデにも、ミクにも、シュウジにも負けないくらいのアタシになれたら、その時はやるよ。ラズルダズルリリー」





それは、アナタがくれた最高のプレゼントだから。





「楽しみにしてる」





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