ギャルバン!!! ウチら最強JKバンド!!!
「チラシ? フライヤーみたいなの?」





「はい。それで、材料がここに」





「3分クッキングかよ!」





机の中から出した紙やペンを見てエルさんは笑顔で言った。





「昼休みに書いて下校の時に配りましょう」





でもすぐに周りの視線に気づいて不機嫌な顔になってしまった。





地味な私と制服でもロックなアイテムで飾ったカワイらしいエルさんとでは、他のヒトから見たら不釣り合いに思うんだろうか。





私がこんな地味で暗そうな女の子だから―――
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