ギャルバン!!! ウチら最強JKバンド!!!
「お、この前の女」





その声に振り向くとギターを背負った2年の男子がいた。





「あら、軽音部のみなさん。お久しぶりです。あれ以来ファンは増えました?」





「あ、それは言っちゃいけない―――」





「オメー、ウルセェよ」





林さんの言葉を遮るように木口さんが睨みながら言った。





「女子だけで軽音部でも作ろうと思ってんだろうけどムダだからな。上手くもないくせにつまんないギター持ちやがって」





「もう一回言ってみろよ! ギターの価値もわかんねェのに軽音部やってんじゃねェよ! それでもオマエらアンブレのシュウジの後輩かよ!」





「知らねーよ! そんなヤツ!」





「はァ!? 知らねェのにギター持ってんじゃ―――!」





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