ギャルバン!!! ウチら最強JKバンド!!!
「エルさん! もうやめて下さい!」





今にも殴りかかっていきそうなエルさんを私は引っ張って連れていく。





「放せよ! シュウジにもらったギターをバカにされて引き下がれるか!」





「こんなところで問題起こしたらマズイですよ。バンドだって組めなくなります」





「別に女子軽音部を作りたいわけじゃないからよくない!?」





「でも学祭でライブはしたいですよね?」





「………うん。やりたい」





やっと落ち着きを取り戻したエルさんが私の目を見て言った。





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