ギャルバン!!! ウチら最強JKバンド!!!
「ちょっと! 何すんだよ!?」





突然のことに驚いていた相倉エルが睨んでいる。





「やりたいヤツは最初っから軽音部に入るじゃん!? だからいないんだよ! この学校に好き好んでバンドやりたいヤツなんて!」





「まだわかんないじゃねェか! いるかもしんねェだろ!」





「いないよ! 内申に書いたってムダなんだから!」





「ムダかどうかはやってみないとわかんねェよ! つか! いないんだったらオマエがやればいいんだよ!」





彼女の瞳が放つ強い光が心に突き刺さったみたいに痛かった。





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