ギャルバン!!! ウチら最強JKバンド!!!
学校が終わり、ウチらはそのまま駅前のスタジオに向かった。
口数の減っていくミクはそっちのけでアタシのテンションはアガりっぱなしだった。
「ミクちゃん、緊張してる?」
「………大丈夫です」
リンナに話しかけられても余裕がないのか元気のない言葉を返すだけ。
「エル。ミク、体調悪いんじゃない?」
カエデも心配なようで後ろの二人に聞こえない低いトーンで話す。
「ダメそうなら中で休せよう。せっかく時間取れたんだし。緊張するとああなるんだよ。きっと」
ミクと初めて会った日を思い出す。
あの時も緊張した顔でこんなふうだったから。
口数の減っていくミクはそっちのけでアタシのテンションはアガりっぱなしだった。
「ミクちゃん、緊張してる?」
「………大丈夫です」
リンナに話しかけられても余裕がないのか元気のない言葉を返すだけ。
「エル。ミク、体調悪いんじゃない?」
カエデも心配なようで後ろの二人に聞こえない低いトーンで話す。
「ダメそうなら中で休せよう。せっかく時間取れたんだし。緊張するとああなるんだよ。きっと」
ミクと初めて会った日を思い出す。
あの時も緊張した顔でこんなふうだったから。