ギャルバン!!! ウチら最強JKバンド!!!
「違う! 尊敬してんの!」





「はいはい。そうですねぇ」





アタシの反論も受け流してリンナは相変わらずギターを弾くマネをしていた。





「ワタシもギターやろうかな」





「やりなよ。アタシが教えるから。カエデはドラムを見てやって」





と振り返るとミクが入り口にじっと立っていた。





「いつまで緊張してんの。適当でもいいから叩いてみなよ。吹っ切れるかもよ」





突っ立っているミクをアタシは半ば無理やりドラムの前にすわらせる。





スクールバッグの奥にしまってあったスティックを握らせる。





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