ギャルバン!!! ウチら最強JKバンド!!!
ミクはゆっくりとドラムを叩き始めた。





顔は青白いままだったけど、メトロノームを使っているような正確なリズムだった。





「やるじゃん。それの倍のテンポで叩けたら大丈夫―――」





そう言いかけたところでミクが急に立ち上がりスタジオを走って出ていく。





アタシ達は驚いてゆっくり閉まるドアを見ていた。





「ウチが見てくるよ」





とカエデがベースを置いて出ていった。





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