No.1女総長は男子高生


俺らは理解できずぽかーんとみていた

「あ〜ごめんごめん。梓は心配させないようにしていたんだと思う」

汰惺が説明し始めた

「あいつは心配をかけさせたくなかったんだ」

『その事とどう関係が?』

「まぁまぁそんなにあせんなって!」

『…(怒)』

「あいつは…大事なやつに心配されるのが一番辛いんだ…」


そう言って汰惺は苦しそうな顔をした

そんな表情に俺達は何も言えなくなった


「ま!こういう話しは俺からじゃなく本人から聞くべきだよ」

今はまだ無理だけどね…

そう言って去っていった

『梓…』

早く目ぇ覚ませ…俺はまだ何も聞いてねぇんだから…

そう強く念じた







< 101 / 122 >

この作品をシェア

pagetop