No.1女総長は男子高生
2ーD
そして今…―
彪雅さんと二人でクラスに向かっていた
『彪雅さん…』
「何…?」
めっちゃにらんでますよ…
『…まだ怒ってるんですか?』
「…。」
無言!?
『どうすれば機嫌が良くなるんですか?』
「じゃぁ…かき氷とアイス」
かき氷とアイスってガキかよ…
『2つも食うんですか!?』
「文句でも…?」
『いえ…ありません。』
「そ。じゃあとっとと歩いてくんない?遅れる」
ムカッ…
『はいはい。どうもすみませんねぇ。歩くのが遅くて!』
嫌みったらしく私は彪雅さんに反発した
「本当。のろま」
こいつ…マジでうざい!
絶対こいつみたいにはなりたくないっ!
そんな言い合いをしている内に教室の前にたどり着いた
「呼んだら入れ。」
『は〜いっ』
教室に入る直前彪雅さんは衝撃的な一言を発した