No.1女総長は男子高生
「おい!お前ら授業中になにやってんだ!!!」
怒鳴りながら屋上に四人の教師が入ってきた
怒鳴り込んできた教師は見るからにかなり上にたつ結構年がいったおじさん
その後ろに三人の教師
三人共体育体型の男
「纏龍寺…今度は転校生苛めか?」
纏龍寺は胸ぐらから手を離すと年老いた教師と向かい合った
「てめぇら教師には関係ねぇだろ…」
「ふっ…お前はいつになっても変わらんなぁ…」
「知ったような口たたくな!!!」
教師と龍光総長の言い争いが始まった
『なぁ、あのじいさん誰?』
私は近くにいた龍光の部下に聞いた
「あの人は教頭ッス!俺達…特に総長を目の敵にしてるんすよ…」
『何で?』
「実は…一年前に俺と同じ部下が問題を起こして…教頭から野次が飛び放題だったんす。それにキレた総長が教頭殴ったんす。」
『うわぁ…それはまた…』
部下はそのまま話を続けた
「本当は教師殴ったら退学なんすよ。教頭もそれを望んだんす。でも…」
『…でも?』
「総長の罰は一ヶ月のトイレ掃除だったんすよ。」
『は…何で?』
「理事長が《殴ったことは悪いが…高校生とはそのようなめのじゃ!一回ぐらいで退学にはせん!》って…だからこの状況なんすよ…」
『へ〜…』
…って、元の原因はばぁちゃんじゃん!!!
話が終わった瞬間…―
ガシャーン…―