No.1女総長は男子高生
球技大会の練習
放課後…―
クラス全員が球技の練習を開始した
「なぁなぁ、バレーってどないな練習すればいいん?」
「さぁ…僕バレーやったことありませんから…」
球技大会の種目は4にわかれていて
野球は貊渡と惺と翔・サッカーは龍翡と大輔と靖抖・バレーは私と大和と皇紀・バスケは誰かというふうに決まった
『お前ら…まさかバレー初心者…?』
まさかなっ!!!小学でも中学でも体育であるもんなぁ…
そう自分に言い聞かせたのに…
こいつらは…―
「ないない。体育とか普通に遊んどったもんなぁ」
大和はそう言いながら昔を思い出すように頷いていた
「僕も…ないです」
あ〜…皇紀は何となく分かる…
『マジかよ…』
いくら不良でも小中位はちゃんと授業うけろよ…
あ…皇紀は別だけど…
「まぁ…しゃーない!練習しましょか!!!」
(初心者のお前が仕切ってどうすんだよっ!!!)
…とバレーを選んだ全員がそう思った