年上の彼氏
買い物
あのドライブから日にちはたち、今日はクリスマス・イブ。
町はイルミネーションがキラキラしていて、どこを歩いてもクリスマス一色になっていた。
何が欲しいのかも聞けず、悩んでた。
朝、遥にお願いして駅前で待ち合わせ。
「う~ん・・・・」
「何?もしかしてまだ決まってないの?」
顔を上げれば遥が来ていて、悩んでる私に声をかけた。
「あ、おはよ」
「おはよ」
「だってさ~・・・スーツ着てないからネクタイとかプレゼントしてもなぁ・・・あとはタオルとかも考えたけど・・・何か違うんだよね・・・」
駅前の待ち合わせの場所で、立ち話。
「キーケースとかは?」
「・・・キーケース?」
「そ。矢崎さん鍵とか沢山持ってないの?」
「あ~・・・そういえば、色々ごちゃごちゃ鍵に着いていたかも・・・キーケースかぁ・・・喜んでくれるかな・・・」
付き合ってすぐだから好みがわからないんだよ~。
「好みがさ・・・わかんないの」
「適当でいいじゃん」
「ええっ・・・やだよ~。どうせなら喜んでもらいたいもん」
「それじゃ、色々見に行きますか」
「うん!」