☆彡Night and day『廼斗』☆彡〜悩んでナイト〜
するといきなり世界は反転し、上下逆さまになる。
「うわっ、うわあああ」
「きゃあああ」
光もミニブタも、そこに居た謙譲高校の生徒達も、みな果てしない空へ吸い込まれて消えた。
「あわわわわ、君はご、ご近所さん」
「俺は日暮廼斗だ。覚えておけ」
真島が空へ落下しないのは、廼斗から長く伸びた人差し指の爪が、真島の制服の肩口に突き刺さっているからだった。廼斗は宙に浮かんだままニヤけている。
「ふふ。お前も落ちたくないなら、俺の言うことを聞くんだな」
そう廼斗が言っている間にも真島の制服はピシピシと不気味な音を立て、少しでも大きな衝撃が加わればいっぺんに裂けてしまいそうだった。
「うわっ、うわあああ」
「きゃあああ」
光もミニブタも、そこに居た謙譲高校の生徒達も、みな果てしない空へ吸い込まれて消えた。
「あわわわわ、君はご、ご近所さん」
「俺は日暮廼斗だ。覚えておけ」
真島が空へ落下しないのは、廼斗から長く伸びた人差し指の爪が、真島の制服の肩口に突き刺さっているからだった。廼斗は宙に浮かんだままニヤけている。
「ふふ。お前も落ちたくないなら、俺の言うことを聞くんだな」
そう廼斗が言っている間にも真島の制服はピシピシと不気味な音を立て、少しでも大きな衝撃が加わればいっぺんに裂けてしまいそうだった。