☆彡Night and day『廼斗』☆彡〜悩んでナイト〜
 椎菜が咳をする度に揺れる乳房を眺め、苦虫を噛み潰したような渋い顔になる静香。


「あら。ごめんなさい矢鎌さん。今度は急所じゃなくて、確実に秘孔を突いて仕留めるわね」


「先輩。今、瞳に殺気が宿りましたけど」


 作り笑顔で答えた椎菜の顔に、冷や汗が一筋伝う。


「フフフ、解った? 矢鎌さん貴女、だいぶ腕を上げたわね」


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 そんな他愛も無いことを言い合い、じゃれながら去って行く2人を見詰める影が有った。


「やっぱりあいつら、普通じゃないよな」


「アレってなんだろ……超能力者なのかな」


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