Get Lort
ドン!!
「急に止まらないでよバカ(笑)」
翔がいきなり立ち止まるもんだから私は翔の背中に思い切りぶつかってしまったυ
「何してんだよ、こんなところで。」
ズキン…
忘れていた痛みが再び私を侵し始めた。
「…翼君…」
今は顔見たくなかったのに…
「行くぞ。」
翔には目もくれず私の腕を引っ張った。
「嫌!!」
私は翼君の腕を振り払い、翔の後ろに隠れた。
「翔、どけよ。」
「やっぱりあんたらうまくいってないんだな。」
「…。」
「しかも、翼が拒否られてやんの(笑)」
「どけ。」
怖い…
嫌だ。こんなの翼君じゃないよ!!!
「つ…翼君…
私と別れてください。」
付き合って1年記念日。
私は彼との別れを決心した。
、