Get Lort


「まあさは兄貴がただの女好きだと、自分のことも遊びだったと思ってる。」


!!!?

「そんな格好でいっちゃって、まあさの気惹こうと思ったんでしょー」




「ハーレム作って、余計に逆効果だったでしょ??(笑)」




「じゃ、今からちょっとデートして来るから〜♪」





「どんな服でくるかな〜


まあさ♪」


!!!?

「お前!!!」

「じゃぁねー♪」



バタン…


静まり返る部屋。

どうすることもできない自分。


どうせ俺はガリ勉の博士だ。



そんな俺を好きになってくれた…

俺の笑顔が好きだって…

手が好きだって…


顔を真っ赤にしながら言うまあさが愛おしくて仕方なかった。

誰にも渡さない。大事にするって決めてたのに…


あんなかたちで無理やり奪ってしまった。俺は余裕がなさすぎた…

まあさが可愛すぎるから…



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