愛ガ降る



広い園内を駆け回り、何種類の乗り物に乗ったのかもわからなくなるほど楽しんでいた。



そんな中、この遊園地には沢山のカップルが居るが、自分の隣にいるのが大概くんであることに幸せを感じていた。



「そういえばお昼まだだった…、ごめんっ!俺、夢中になっちゃって、何か食べよう!」



そう言った頃、すでに2時をまわっていたが、大概くん以上に楽しんでいたあたしもすっかり忘れていた。



休憩を兼ね、園内にあるレストランに入った。



あたしは、大概くんのまだ知らない事をもっと知りたくて、食べながら色々と質問した。



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