愛ガ降る
『おかえりっ!
サッカーとバイト、お疲れ様でした!
なんか緊張してメール送れなくて、ごめんなさい!!
大概くんとメール出来るようになって凄く嬉しい。
明日もいつもの所で待ってるね!渡したい物もあるからっ!!』
いつもなら、ほんの一分もかからない内容のメールだけど、大概くんに送るというだけでボタンがうまく押せなかったり、何度も読み直したりで返信にかなりの時間がかかってしまった。
大概くんにメールを送ると、すぐに返信メールが返ってきた。
『俺に緊張って、あずらしいね!
渡したい物って?』
『明日まで秘密。
気に入ってもらえるかわからないけど…。』
『わかった。
楽しみにしてるよ。おやすみね!』
そんな何気ないメールのやりとりでさえ凄く幸せに感じ、メールが終わった後も何度も大概くんからのメールを読み返していた。