mysterious [ホラー]
アオイの葬式が終わった頃、辺りは暗くなっていた。
私は何故かなおを尾行していた。
何してんだろ…。
早く帰…―
「カンナ」
「?!」
尾行ばれてたの?
「家までついて来る気?」
私は罰が悪い顔をしながらなおの前に出た。
「…あんた……3日休んでた間に随分変わったわよね。」
直球に聞いてきた事が不愉快だったのか、なおの眉間にシワが寄った。
「だったら何?
私はあなた達がしてくる事に一々何も感じない様にするだけよ。
辛いとか思うのが嫌になっただけ。」
「ねぇ……なお。」
「何。」
「あんた昨日の夜何してた?」
昨日の夜とはアオイが殺された時間。
「私の事疑ってるわけ?
言っとくけど、私じゃないわ。
ちなみにアオイの親にも言っておいたから。
"私はあなた方の娘さんに虐められていましたが、殺したのは私じゃないので。
きっと犯人はアオイさんが騙した男の中じゃないですか?"
ってね。
もう用はないわよね?
貴女も怨まれる様な事たくさんしてるでしょ?
さっさと帰った方がいいわよ。」
それだけ言ってまたなおは歩いて行った。
私は何故かなおを尾行していた。
何してんだろ…。
早く帰…―
「カンナ」
「?!」
尾行ばれてたの?
「家までついて来る気?」
私は罰が悪い顔をしながらなおの前に出た。
「…あんた……3日休んでた間に随分変わったわよね。」
直球に聞いてきた事が不愉快だったのか、なおの眉間にシワが寄った。
「だったら何?
私はあなた達がしてくる事に一々何も感じない様にするだけよ。
辛いとか思うのが嫌になっただけ。」
「ねぇ……なお。」
「何。」
「あんた昨日の夜何してた?」
昨日の夜とはアオイが殺された時間。
「私の事疑ってるわけ?
言っとくけど、私じゃないわ。
ちなみにアオイの親にも言っておいたから。
"私はあなた方の娘さんに虐められていましたが、殺したのは私じゃないので。
きっと犯人はアオイさんが騙した男の中じゃないですか?"
ってね。
もう用はないわよね?
貴女も怨まれる様な事たくさんしてるでしょ?
さっさと帰った方がいいわよ。」
それだけ言ってまたなおは歩いて行った。