心のメッセージ

呼び出し




「これで2時間目の授業を終わる。はい、きりーつ」


2時間目終わったんだ…

爆睡してたな。


「ちょっとぉ!あんた先生にバレんようにして上手いことして寝てたやろ!ウチなんか見つかって頭叩かれたんやからな!!せっこ~!」

「そんなこと言われても舞が居眠りすんの下手なだけでしょ~」

「おいおいっ!居眠りの話でモメない!」

「でた出たっ、理沙の優等生ぶりっ」

「別に優等生ぶってませんけど~」

「へぇ~んだ!!どうせあたしたちは優等生じゃありませんよ~だ!」

「なによ!さっきまで言い合ってた2人が組むとかおかしいじゃん!」

「あはははっ」


この通り、今日もみんなでふざけ合って楽しんでいた。


「ガラガラっ…」


その時教室の入口に背の高い男子が立っていたのが見えた。


「ねぇ、あれってもしかして3-Bの高橋君じゃない??」

「超かっこいいんだけど~」


クラスの女子の視線は1点に集っていた。


あの人誰なんだろ。

何しに来たのかな…


そんな事をボ~っと考えていて気がつけばその人は目の前にいた。
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