clover
「でもさ、明日が卒業式なんて信じられないよ・・・」



美音が食べながら言った。



「確かにね~高校の3年間はあっという間だったんじゃないかな?」



美来が首をかしげながら言っていてみんなは納得したようにうなずく。



「だってうちら3年間同じクラスだったし」



「そうだよね~!キセキじゃない?」



「千嘉の言うとおりだよー」



美里は千嘉の肩をたたきながら言った。



「こら、千嘉をたたくな~!」



美音に怒られる美里。



こういうのはいつもの事である。



「千嘉ごめんね・・・」



「気にしないでいいよ美里~」
< 10 / 146 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop