clover
「えっと、まずはー成績関係で、答案返却するよ!1人1人ホッチキスに止めてあるからね名前呼んだら来いよーそれと、通知表も一緒にね」



ニヤッと笑う新井先生。



「愛澤ー!」



前に出てく美来。



「この1年間良く頑張ったね!いつも話しかけてくれてありがとう!これからもがんばるようにね」



通知表とテストを渡す。



「はい、1年間ありがとうございました!」



美来は頭を下げて席に戻る。



生徒はどんどん呼ばれていく。




「池田ー!」



「はーい!」



「愛澤たちといつも楽しそうにしてたね、1年間よく頑張った!これからもがんばれよ」



「先生も仕事頑張ってくださいね~」



「俺は大丈夫だもん!」



千嘉の番になって・・・



「櫻井!」



「はい!」



携帯をポケットにしまっていく。



「現代文と古典どうだった?」



「先生のおかげで好きになれましたよ~」



「それは良かった!いつもいやーとかって嘆いてたからね、これからもがんばるようにね」



「はい!わかりました」




最後の方で・・・




「雛咲~」



「あ、はい」



「良くがんばりました!ノートにいつも落書きしてたでしょ~!俺、それを見て笑ってしまった。これからもがんばってね~!」



「はーい、頑張りますね。」



席に着いた。


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