あたしの恋愛小説
お城の前で
今日は天気がいい。
スキー場からバスでテーマパークへ行った。
バスの中では美紀の隣にあみちが座っていてあめを舐めながらパンフレットを見ている。
「ここいいなぁ~」
「美紀はこういうの好きそう!」
「それも好き~!」
「どれぐらい人おるかなぁ?」
「携帯で調べてみるわ!」
そう言って調べてみると、朝の11時の時点で50分待ちの乗り物だらけだった。
そしてそのテーマパークで有名な乗り物が5ヵ所も運転休止になっていた。