旦那の貴方は俺様王子!?







「無駄だよ。叫んでも。」




「な、何でこんな事するの!?木崎君は…こんなじゃなかったじゃない!」




「…なんでだろう。さっきも言っただろう?僕には分からないんだ。」




「そ、そんな!!」




「初めて隣の席になって。初めて君が笑った。初めて一緒にお昼ご飯食べて。」




「き、木崎君…。」




「好きだったんだ。君が。」




「でもだからって!!」




「頼むよ。今だけ…今だけだ。こうして一緒にいたいんだ。」




「い、いやぁ!!」





服に手がかけられた。





「離して!!木崎君!」




「嫌だ。」




「~っ!浩太!!浩太ぁ!」







< 123 / 205 >

この作品をシェア

pagetop