旦那の貴方は俺様王子!?





俺はおっさんの意味がようやう理解できた。





「ふふ。君、礼人君だね?」




「え?なんで俺の名前…。」




「陽太郎の父、小太郎だ。以後、お見知りおきを。」




「…えぇ!?!?」





陽太郎って…。あの陽太郎!?!?





「あはは。驚いたろう。」




「そ、そりゃあもう…。」




「ま、話は今度家に遊びに来たときにでも。」




「は、はぁ…。」




「訳ありなんだってね。急ごうか。」




「!!!????」





すごいスピードで車が走り出した。





「お、おっさん!!!早すぎ~!!!」




「あっはっは!若い頃を思い出すね~!!」








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