最愛のコイビト

そう願っても自分では



飛び降りる勇気も死ぬ



勇気もない事を思い知るー





「おい!しっかり捕まっと

けよ!」




「………」




不機嫌な私を乗せてバイクは


私の気持ちを裏切って



停車したのを確認して


飛び降りる…




そこは…閑静な住宅街ーー


ここに住み慣れて1年が


経過していたー
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