no drug no future
季節は残酷で容赦無しに寒気は少しずつ訪れてきた。

9月の後半夜、もう半袖では肌寒くなっている。

それでも秋の訪れから目を背け最後の海に行くことになった。

『御宿』

私たちがお気に入りの海。

そこは『月の砂漠』と名所付けられた、等身大のラクダの銅像が二頭いる。

さすがに人も殆どいなく貸し切り状態だった。

私たちは最後の海を目一杯満喫した。

ひんやりと冷たい海に恐怖を感じる。



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