no drug no future
確かに癒真くんは、バイトは休んでもバンド関係はしっかりこなしていた。

クラブ帰りにでもそのまま練習したり・・・ライブ前日は必ずクラブは行かなかったし。

『それも出来なくなったら完全、終わりっすね〜』

と言う癒真くんの言葉が刺さった・・・。

私は?・・・何もないよ。もう薬しか。

癒真くんからみて私はもう終わってる人間なんだね・・・。

そんなことを思ったら乾いた涙が一粒落ちた・・・気がした。
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