=キング of ビースト=3
でも次の瞬間にわ笑っていて。
温かく、笑っていて…
見たことのない程の眩しい笑顔に、涙がでそうになった…。
「お前、誘ってくんじゃねぇよ。」
「…。」
「…んな事言われたら、まじ歯止めきかなくなる。」
そう言って、優しいキスを私にくれた。
「由莉もう寝ろ。」
「えー。」
「病み上がりだからあんま無理すんな。」
「はぁい。」
そうして2人でベッドに入った。
いつもより長く感じた1日に、いつもより疲れたような気がして。
夜琉の腕の中ですぐに眠りに落ちた。