=キング of ビースト=3
「だから、俺わ親父の元を訪れたんだ。」
「うん。」
「…夜琉が、さ…ゼブラ模様のタオルを持って帰って来たときこのタオルの持ち主わ絶対に探さないといけないって思った。」
「…。」
「…今の夜琉わ落ち着いて居るけど、由莉ちゃんに会うまでの夜琉わ手のつけようがなかったから…
本当にビックリした…。
女の子用のタオルを見て、夜琉がフッと笑ったんだ。
その時、このタオルの持ち主わ経った一瞬で夜琉を変えたんだって。夜琉にわタオルの子が必要だって思った。」
璃玖の口から出てくる言葉わ衝撃的で。
でも、胸の奥が熱くなるような言葉だったー…
「だから、どんな手段を使ってでも見つけようと思って会社に行った。
由莉ちゃんの情報と交換条件で出されたのが、『由莉ちゃんを見つけたら、親父に逢わせる。』って条件ー…
俺わその条件を呑んだ…」
「…うん。」
「だから、親父に逢って欲しい。」
――――――――
そう昨日璃玖に言われたため、今日ここに来たんだ。