青春スパイ大作戦【短編集】
「・・・フフフ、フフフフフフ」
家に着くと、すぐにオレは部屋に鍵をかけ鞄を机の上に投げ置いて、カーテンを閉め、制服を脱ぎ捨てる。
ポケットから、持ち帰って来たコンドームを取り出し、改めてマヂマヂと観察する。
そして、すぐに下半身スッポンポンになると、
ピリリリリ・・・。
コンドームの袋を破く。
オレは、今日コンドームの装着方法をマスターする。
これで、突然女の子に
「実は、ずっとあなたのことが好きだったの!ワタシを抱いてっ!!」
「OK。君の想い、オレが全部受け入れてあげるよ!さぁ、こっちにおいでっ!!」
「イヤ、待って。生のままじゃ、子供ができちゃう」
「大丈夫だよ、デキる男は準備を欠かさないのさ。ホラ見てごらん」
「まぁ!もう、装着してるの!いつの間に!!あぁ、なんて素敵な、お・か・た」
なんてねぇぇぇーーー!!
オレは、独りでニヤニヤしていた。