好きと伝えたくて…


『色々とバタバタしてたからさ』

「訳あり…ってとこか?」

『龍騎、アンタ鋭いね。さすが頭張ってるだけあるよ』

「…どーも」


龍騎と尚斗は何か知ってる。
怖くて何も出来ない。

知られたくない。
居ちゃダメなのに居心地が良くて離れたくない。

まだ1日しか経ってない、今なら離れられる…頭では思っても心と体は言う事を聞いてくれない。


「到着しました」

「肉~肉~!」

「呑むぞ~う!」

「お前ら…静かにしろ」

『あっ、あたし梅田さんにもっかいお礼言ってから中行くから待ってて?』

「分かった」



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