好きと伝えたくて…


『適当…でいっか』

「うん!」

『家、何もないからスーパー寄ってくけど良い?』

「もちろん!話し聞いたらお腹好いた~!早く行こっ♪」


あぁ~!
走って行っちゃったよ。
あたし年寄りみたいだな…。

樹菜は若い…。

いや、あたし達…普通に若いんだけどさ……。



『樹菜ー!早いじゃ…ん』

「來華」

『慶都…』

「やっと…來華に会えたよ。樹菜、教えてくれないんだもん」

「あ…、えと『あたしに何か用?』

「え?」

『あたしに用があるから探してたんでしょ?』

「それはそ『あたし達、用事あるから早く言ってくんない?』



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