好きと伝えたくて…


『…りょーかい』

「來華ちゃん、本当にありがとう」

『い、いや…まぁ喜んでくれるならそれで良いや。あ、出来上がるまで寛いでてよ。絶対に寝室は開けない事!開けたら……殺すよ?』

「「「「「「……」」」」」」



えっ…、何?
なんで無言で固まってる訳…?



『…?じゃ、作るから』

「ら、來華!ウチ手伝うよ!」

『あ、じゃあ「ダメ!」

『は?』

「だって樹菜、料理下手じゃん!」

「ちょ、慶ちゃん最低!下手だから來華に習うんでしょーが!」

「來華が作ってくれる料理が樹菜のせいで不味くなったらどうすんだよ!」

「はあ!?そこまで言うか普通!!」

「事実だからだろ!」

「何が何でも手伝うか「ストーップ!來華ちゃん、気にせず準備お願いね?」




< 51 / 77 >

この作品をシェア

pagetop