好きと伝えたくて…
「もー!パパってば……。ほぉら、來華?大丈夫だかんね。…さ、ご飯食べよ」
「アナタは手洗い、うがいちゃんとしてきてね」
「あぁ」
なんか…こんな光景、前にもあったな。
あの時は愁都も居てー…。
やっぱり愁都が居ないと…マイナスだな、あたし。
「…來華?」
『…あっ、ゴメン。いただきます!!!』
「…ふふ、どうぞ」
『ん~!美味しい!!!ヤバいっ、久々過ぎて感動!!!』
「あら、そんな風に言ってくれるなんて…!そんなこと、誰も言ってくれないのよ?」
「あー、もう!ママもそんな話し良いから、食べるよ!」
「ほら…。全く……家の子達は…」