黒白の彼方


一段抜かしでタンッ、タンッのリズムで駆け上がる。


2階で他の遅刻予備軍達は階段を上るのを止めたのを見ると…あれは3年生たちか…。


楽で良いな、と思いながらラスト一フロア分を駆け上がる。


あともう少しっ…。

無情にもそこでチャイムが鳴り響いた。



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