好きとは言えなくて…
ー由衣子ー
私は放課後に斉藤君を裏庭へと呼び出していた。
昨日、佐倉君と別れた後に斉藤君に連絡をした。その際に明日の放課後に裏庭で待ってますと伝えたんだ。
初めて斉藤君から告白された時のようにベンチに座った。
相変わらずここは風がサワサワととしていて気持ちいい。
そうやって一人くつろいでいると後ろから声がした。
「お待たせしました。最上さんは相変わらずここが好きなんですね」
後ろを振り向くとニコニコと嬉しそうな斉藤君がいた。
「うん。ここは風が気持ちいいから好き。
隣どうぞ」
ベンチの真ん中にいたのを斉藤君が座れるように左側にずれた。
「それでは失礼します」
斉藤君は恥ずかしそうに私の隣に座った。
これはどうやって切り出せばいいのかな?
いつも告白の返事をする時はその場で答えることが多いからこういう時にどうすればいいか迷う。
私は放課後に斉藤君を裏庭へと呼び出していた。
昨日、佐倉君と別れた後に斉藤君に連絡をした。その際に明日の放課後に裏庭で待ってますと伝えたんだ。
初めて斉藤君から告白された時のようにベンチに座った。
相変わらずここは風がサワサワととしていて気持ちいい。
そうやって一人くつろいでいると後ろから声がした。
「お待たせしました。最上さんは相変わらずここが好きなんですね」
後ろを振り向くとニコニコと嬉しそうな斉藤君がいた。
「うん。ここは風が気持ちいいから好き。
隣どうぞ」
ベンチの真ん中にいたのを斉藤君が座れるように左側にずれた。
「それでは失礼します」
斉藤君は恥ずかしそうに私の隣に座った。
これはどうやって切り出せばいいのかな?
いつも告白の返事をする時はその場で答えることが多いからこういう時にどうすればいいか迷う。