好きとは言えなくて…
椅子に座りながらクラスの人達が教室から出て行くのをジッと見守る。
そんな時。
また同じ声がした。
「あれ? 最上(モガミ)さんはポコペンやらないの?」
私がまだ椅子に座っていたのに気付いた佐倉君が声をかけてくれたのだ。
「えっ! あっ、あのぅ…」
せっかくあの佐倉君に声をかけて貰えたのに焦ってしまい、言葉が出てこない。
なっ。何か言わなきゃ!
「私も「竜貴ー。早くしないと置いてくぞ」
私が『参加してもいい?』と聞こうとした時。
佐倉君の近くにいたらしい須川 勇吾(スガワ ユウゴ)君が教室のドアから顔を覗かせて声をかけていた。
そんな時。
また同じ声がした。
「あれ? 最上(モガミ)さんはポコペンやらないの?」
私がまだ椅子に座っていたのに気付いた佐倉君が声をかけてくれたのだ。
「えっ! あっ、あのぅ…」
せっかくあの佐倉君に声をかけて貰えたのに焦ってしまい、言葉が出てこない。
なっ。何か言わなきゃ!
「私も「竜貴ー。早くしないと置いてくぞ」
私が『参加してもいい?』と聞こうとした時。
佐倉君の近くにいたらしい須川 勇吾(スガワ ユウゴ)君が教室のドアから顔を覗かせて声をかけていた。