好きとは言えなくて…
『俺は最上さんの言うような立派な人じゃないよ(^^)
でもそういってくれるのは嬉しかった。ありがとう』



佐倉君…


まさかそう返ってくるとは思ってなくて嬉しかった。

だって急に憧れてるって言ったら、しかも小学生の時は地味だった人が話も昨日久々にしたのにそれなのに嫌な顔しないでありがとうって。


やっぱり佐倉君はスゴいな。


『私から見たらそうなの(*^^*)
もし私が言ったことで嫌な気分になったら言ってね♪
何も考えずに発言しちゃうところがあるからさf(^_^;』


佐倉君にメールを送り終えたところで、




次は~k高校前 k高校前です


車内でそんなアナウンスが流れた。


もう。着いたんだ。
いつもなら長い通学時間が佐倉君と斉藤君とのメールのやり取りで短く感じた。




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